時事通信社より
東日本大震災から5年を迎え、政府主催の追悼式が11日午後、国立劇場(東京都千代田区)で営まれる。天皇、皇后両陛下、安倍晋三首相ら三権の長、遺族の代表、各国大使ら約1200人が参列し、地震が発生した午後2時46分に合わせて黙とうをささげる。
政府追悼式は震災翌年から恒例化しており、5回目。首相式辞、天皇陛下のお言葉に続き、被害の大きかった岩手、宮城、福島3県の遺族代表が思いを語り、犠牲者の冥福を祈る。
会場では、追悼式終了後の午後4時半から同6時まで、一般参列者の献花を受け付ける。
首相は11日午前の参院本会議で、「震災で亡くなった全ての方に哀悼の意を表したい」と語った。菅義偉官房長官も記者会見で、「亡くなった方のご冥福をお祈りし、ご遺族や今なお避難生活を送っている方に心よりお見舞い申し上げる」と述べた。
[時事通信社]