「外でのこぎり振り回す」容疑者に粗暴な一面「やってない」と周囲に関与否定
兵庫県加古川市の加古川で昨年12月に大阪府吹田市のアルバイト店員、大山真白(ましろ)さん(20)が遺体で見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された礒野(いその)和晃容疑者(21)は犯行後、周囲に事件への関与を否定するような言動を繰り返していた。大山さんを捜すそぶりを見せたりしていたという。逮捕から一夜明けた19日、礒野容疑者の親族は取材に対し「申し訳ない」と頭を下げた。
ただもう、被害者や遺族に対して申し訳ない
産経WESTより
礒野容疑者と一緒に暮らす祖父は報道陣の取材に応じ、うつむき加減で言葉少なに語った。日常的に礒野容疑者と接する中で、特段変わった様子も見られなかったという。
「自分はやってない」
礒野容疑者はアルバイト先の食料品店から兵庫県警加古川署に同行を求められる直前、店の社長(48)にそんな趣旨の発言をしていた。大山さんが遺体で発見される前日夜には、大山さんの元交際相手の勤務先を訪れ、「大山さんと連絡がつかない。何か知ってるやろ」と尋ねていたという。
事件の背景には金銭トラブルがあったとみられている。礒野容疑者は金に困った様子はなかったが、周囲に国産高級車「レクサス」がほしいと話していた。
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