ロッテのナバーロ容疑者、銃刀法違反で逮捕
沖縄県警は21日、那覇空港で拳銃の実包1発をバッグに隠し持っていたとして、銃刀法違反の疑いで、ロッテのヤマイコ・ナバーロ容疑者(28)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は21日午後7時10分ごろ、那覇空港国内線旅客ターミナル内の保安検査場で、実包1発をショルダーバッグに隠して所持していた疑い。
スポニチアネックスより
沖縄県警は21日、那覇空港で拳銃の実包1発をバッグに隠し持っていたとして、銃刀法違反の疑いで、ロッテのヤマイコ・ナバーロ容疑者(28)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は21日午後7時10分ごろ、那覇空港国内線旅客ターミナル内の保安検査場で、実包1発をショルダーバッグに隠して所持していた疑い。
ナバーロ容疑者は容疑を認め「ドミニカ(共和国)の自宅にあった実包が、バッグに入っていたのが分からなかった」と供述しているが、保安検査場の手荷物検査で実包が見つかり、職員が警察官に通報した。
ナバーロ容疑者はドミニカ共和国生まれの28歳。05年にレッドソックスに入団し、10年8月20日のブルージェイズ戦でメジャーデビュー。メジャー通算成績は79試合で打率・206、2本塁打、20打点だったが、14年に韓国・サムスンに移籍し、昨季はリーグ2位の48本塁打をマークした。その強打を買われ、今年1月にロッテに入団。21日の日本ハムとのオープン戦(名護)では2試合連続本塁打を放ち、評価を上げていた中での逮捕劇となった。
日本球界では、10年2月にドミニカ共和国出身の中日のマキシモ・ネルソン投手が那覇空港で実弾を所持したとして銃刀法違反容疑で送検されながら、嫌疑不十分で不起訴処分となったという例がある。同投手は球団から3カ月間の出場停止処分を受けたが、ナバーロ容疑者にも処分が下されるとみられ、開幕戦出場は極めて難しくなった。
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ロッテ球団幹部が午後会見 ナバーロ容疑者逮捕受け
産経ニュースより
プロ野球のロッテ球団は22日、新外国人選手のヤマイコ・ナバーロ容疑者(28)が拳銃の実包を所持していたとして21日に銃刀法違反の疑いで逮捕されたことを受け、林信平球団本部長らが早朝から千葉市の球団事務所で対応に当たった。
球団広報は「現在事実関係の確認中であり、今後、状況が分かり次第、速やかにご報告申しあげる所存です」などとする声明を発表。林本部長らが午後に記者会見する。
沖縄県警によると、ナバーロ容疑者は豊見城署に勾留。22日に取り調べを行い、23日に那覇地検に送検する見通し。「ドミニカの自宅にあった実包が、バッグに入っていたのに気付かなかった」と供述しているが、県警は日本国内で複数の空港を利用していることから入手経路を慎重に調べている。
ナバーロ容疑者はドミニカ共和国出身の内野手で、今季からロッテに加入。オープン戦2試合で2本塁打を放つなど、主砲として期待されている。
22日午後より、ロッテ球団幹部が会見予定とのこと。
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