大阪梅田の事故11人が怪我をして内3人が重体
25日昼すぎ、大阪市中心部の阪急梅田駅の近くで、乗用車が歩道に乗り上げて、次々と歩行者をはねました。警察によりますと、この事故で11人がけがをし、このうち歩行者の男女2人と車を運転していた男性の合わせて3人が意識不明の重体だということです。
車が歩道に 11人けがし内3人重体に 大阪 梅田
NHK NEWS WEBより
25日昼すぎ、大阪市中心部の阪急梅田駅の近くで、乗用車が歩道に乗り上げて、次々と歩行者をはねました。警察によりますと、この事故で11人がけがをし、このうち歩行者の男女2人と車を運転していた男性の合わせて3人が意識不明の重体だということです。
25日午後0時半すぎ、大阪市中心部の阪急梅田駅の近くで、乗用車が歩道に乗り上げ、次々と歩行者をはねました。
警察によりますと、この事故で11人がけがをし、このうち歩行者の男女2人と乗用車を運転していた男性の合わせて3人が意識不明の重体だということです。
乗用車は駅前の交差点に進入して歩行者をはねたあと、歩道に乗り上げて、さらに別の歩行者をはねたということです。事故を目撃していた男性は「車は交差点を入ってホテルの入口の前から歩道に乗り上げ、スピードを出したまま人をはねた。ブレーキがかかっているようには見えなかった」と話していました。警察が詳しい状況を調べています。
現場は阪急梅田駅の北側にある大型の家電量販店と阪急電鉄のターミナルの間の歩道で、平日でも多くの買い物客や旅行客が行き交う場所です。事故を起こした車は
現場の歩道には事故を起こしたとみられる黒い乗用車がホテル前の歩道に乗り上げた状態のままで止まっています。
車は歩道の中にある花壇が設置された場所で止まっていて、フロントガラスが大きく壊れ、右側の前方部分が大きく破損しています。
このほかにも、車体はところどころ、へこんだり、傷が入ったりしているほか、前の座席はエアバックが作動した状態になっています。
車はドアがすべて開けられていて、警察官が車両を詳しく調べています。現場は大阪市の中心部
事故が起きた現場はJR大阪駅の北側で、近くには阪急・梅田駅もある大阪市の中心部です。
さらに近年は大規模な再開発が進められ、JRの貨物駅の跡地に3年前に開業した大型の複合施設「グランフロント大阪」は来場者が2年間で1億人を突破するなど東京スカイツリーを上回るペースで多くの人が訪れています。また周辺には大型の家電量販店やホテルなども立ち並ぶなど、大阪の新たな商業地域として日中は多くの買い物客や観光客が行き交う場所です。
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